こんにちは、takaboyです。
今回は斧と鉈について書こうかなと思います。
というのも実はこの間デイキャンプをした時のこと。
格安で得た薪がとにかく燃えない。。
当日は雨が降った後。全体的にジトーッとした湿り気ムンムンの日だったためかと。
そこで薪を燃やせど燃やせど、火を着けど着けど、小枝を燃やせど燃やせど、
全く火が付く気配なし。
小割りにしないとダメか…ってことで斧か鉈ということです。
斧について
薪割りといえばまず思い浮かぶものが、斧。

斧は木を切るというよりも「割る」ことが目的となる道具です。
斧には洋斧、和斧とあります。
洋斧は硬い広葉樹を割ることに特化しており、パッカーンと割れます。
和斧は針葉樹を割るために特化しており、その分鋭さや刺さりやすさが特徴です。
と大まかに2つに分けられている中で、各社色々と種類があるようです。
ブランド、柄の長さ、ヘッドの重さなどを考えていると結局、
どの斧を買ったらいいの?
って話になります。
鉈について
もう一つ思い浮かぶものが、鉈。

鉈は斧とは違い、木を「切る」イメージです。
バトニングでカンカンしながら切っていくイメージが強いですが、
小回りがきく鉈は木の皮を剥いだり、枝をカットしたり、節をカットしたり。
鉈はナイフなどと同様に「両刃」「片刃」とあります。
両刃は木を割りやすく、丈夫。しかし木を平らにしたりする作業は苦手です。
片刃は両刃よりは食い込みにくく、刃もこぼれやすい。
しかし平らな作業は得意なので、クラフトには向いている。
どれもこれも一長一短。斧も鉈も使用する目的で選ぶのが良いですね。
個人的には斧をチョイス。
個人的にはやっぱり斧が使いたいなあと思うのですが、
とても沢山のブランド、種類があります。王道の3ブランドをご紹介。
GRANSFORS BRUKS(グレンスフォシュブルーク)
スウェーデン産で歴史がある斧です。
箱出しからさっくりと切れる刃。持っているだけで所有欲が満たされる逸品ですね。
実際に商品の置いてある店舗に視察したところ、市販の薪を割るのに一番人気なのは
ウッドチョッパーというモデルのようです。
柄の長さは480㎜。斧頭は約1㎏。
なかなか重いです。
また薪割りユーザー曰く「グレンスが一番割りやすい斧」ということですよ。

完全に業務用レベル。原木丸太を割るならこれくらいは必要かもね。
Hultafors(ハルタホース)
こちらもスウェーデンの歴史のある斧です。
なんでも別会社を吸収しているようで、「ハスクバーナ」なども同じ流通ルートのようです。

Amazonとかではなぜか価格が違う謎…
流通モデルとは違うものが欲しい!て方にはクラシックモデルをお勧めします。
上記のグレンスと似たモデルですよね。
こちらは上位ルートになっているので、価格ももちろん上がりますが、
所有欲は満たされますね。あえての上位モデル。
グレンスまで届かないなあ、なんて人はお勧めです。
Husqvarna(ハスクバーナ)
一時期コスパの良さと人気ユーチューバーの使用などで、
大人気のハスクバーナ。こちらもスウェーデン産の歴史のある会社。
チェーンソーなどでも有名ですよね。
最近では結構値上がりしてて、ハスクバーナのコスパ性能を感じることはあまりありませんが…。
ハスクバーナとハルタホースのこのモデルは同じ流通なのでしょうね。
違いとしては、斧のテカリ具合でしょうか。
ハスクバーナは黒光りしているのに対し、ハルタホースは石っぽい無骨なイメージ。
値段もあまり変わらないですから、好みで選ぶと良いと思います。
結局衝動買いにて。ミニハチェット購入。
そんな悩みを続けていた時にポッと目の前に現れた斧がこちら。
ハルタホースクラシックのミニハチェットです。
柄の長さは240㎜。斧頭500g。

で、早速使ってみたんですが、
…全く割れませんでした。きっとコツとかがあるのでしょうが、あの斧の、
パカーンというイメージからは程遠いなんとも難しい斧でした。
ワンハンドで使用するこの斧は、はっきり言って薪割りには向いていません。
くれぐれも皆さん、薪割りをメインに考えているのであれば、
柄の長いものを選びましょう。
どうもキャンプで使用するベストサイズは380㎜ほどの斧らしいです。
これはもう別の斧を検討するしかない。
それでは!
Let’s go camping!!
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